面接でよく聞かれる時事問題
面接での高校・大学入試や就職試験の面接場面では、「最近、気になる世間の話題・ニュースは何ですか」と質問されることがあります。「最近、気になる世間の話題・ニュースは何ですか」と聞かれてた場合には、知っている話題を選び話すことができるため、何かひとつだけ話題・ニュースを知っていれば答えられると考えることは全く間違いではありません。しかし、最近話題・ニュースへの知識を確認することが面接の目的であることもあれば、どんなことに関心を抱いてる人物かを確認されることもあります。また、選んだ話題・ニュースに対して、どのように考えているかという点を面接の合格・不合格としての材料としている場合もあります。時には、テーマが面接をする側（面接試験管など）から与えられて、回答することもあります。毎日、世間の話題・ニュースに対して意識して把握しておきたいところですが、現実的に難しいという面接される側（試験受験者など）もいることでしょう。
日頃から、キーワードとして時事問題には触れておくことをお勧めします。長期時事問題のキーワードなる用語やポイントを押さえておけば、世間の話題・ニュースも短時間で理解できます。もちろん、面接という場面でも力を発揮できるでしょう。
面接での質問・回答という場面では、昨日や今朝起きた出来事（話題・ニュース）を取り上げたとしても、多くの場合には、以前から長期的に話題・ニュースとなっていたことに変化が起きた場合が多いです。長期時事問題のキーワードなる用語やポイントを押さえて、更に過去数か月から数年程度で話題・ニュースになったことも知っておくと良いでしょう。
知っておきたい時事問題「は行」
爆買い
爆買いとは、「ばくがい」と読みますが、一度に大量に購入することを表現する言葉です。観光または商品購入を目的として、主に中国人が炊飯器や化粧品などの日本製品を大量に購入することが話題になりました。爆買いのツアーに対応するために数十台の観光バスを準備して、有名デパートへ誘導するなどの対応を取ったこともあります。
ハッカー
ハッカーとは、コンピュータや電気回路についての知識がハイレベルで、その知識を用いて技術的に困難なことを可能にする人のことで、その作業を「ハッキング」という言葉で表現されます。ハッカーは「悪い人」「コンピータに不正にアクセスして情報を盗む人」というイメージの人も多いようですが、ハッカーという言葉は悪い人を連想させることとは限りません。「悪い人」「コンピータに不正にアクセスして情報を盗む人」というイメージは、「クラッカー」と呼ばれることが多いです。
一人っ子政策
一人っ子政策とは、中国で1979年から実施されてきた政策のひとつで、人口増加を抑制することが目的とされています。各家庭に子供は1人として制限をしました。日本と同じように高齢化が進んだことなどから少しずつ緩和がされて2015年には制度が廃止されました。
ブラック企業
ブラック企業の正確な定義は明確ではありませんが、一般的に企業の規模とは無関係に、「異常なほどの過剰労働を故意にさせる企業」「節度のない過剰な無償労働をさせる企業」などのことをブラック企業として示しています。法律に完全に背くことなく「労働者と経営者」または「上司と部下」が向き合うべきですが、必ずしも行われていないのが現在の日本社会と考えられています。その全ての企業がブラック企業と呼ばれているわけではなく、過度と考えられる企業のみがブラック企業として指摘されています。
