不合格にならない面接の方法  〜大切な面接前に〜

入室・退室のマナー

面接のマナーについては、「面接開始前でのマナー」「入室のマナー」「面接中のマナー」「退室のマナー」などの時間的な場面での区切り考えることもできます。また、「時間について」「言葉遣いについて」「面接の応対について」などで区切り考えることもできます。

面接のマナーの「時間について」「言葉遣いについて」「面接の応対について」は、どの場面にも共通した面接マナーになります。「面接開始前でのマナー」「入室のマナー」「面接中のマナー」「退室のマナー」という4つの場面での大切なマナーを確認してみましょう。

「面接開始前でのマナー」「入室のマナー」「面接中のマナー」「退室のマナー」という4つの場面の内、「入室のマナー」「退室のマナー」では似ている場面や逆順という点もありますので、合わせて確認してみましょう。

入室直前に必ず確認したい面接のマナーは、服装を中心とした身だしなみです。「面接開始前でのマナー」として準備をしてきた服装を中心とした身だしなみですが、再度確認です。服装に乱れはないかを確認して必要があれば直してください。また、外見だけではなく口臭なども確認してください。面接は書類では伝えられない「感じる」という部分を面接される側(試験受験者など)が面接をする側(面接試験管など)に伝える場所でもあります。また、「自然な笑顔」「自然な仕草」も確認して表現する準備が必要です。

面接には、数多くの種類(数多くの面接スタイル)があります。例えば、「個人面接」「集団面接(グループ面接)」「インターネット面接」「プレゼンテーション面接」「グループディスカッション面接」「ディベート面接」「グループワーク面接」などがあり、「圧迫面接」という面接の種類(面接スタイル)もあります。「個人面接」「集団面接(グループ面接)」では、面接開始の合図は面接される側(試験受験者など)にあります。一般的に、個別の面接用の室内で面接を行うため、ドアを開けることから始まります。正確には、ドアを開けるための「ノック」から面接が始まります。

「入室のマナー」の第一歩、「ノック」ですが、2回または3回です。ドアのノックについては、「2回ノックはトイレのドア」で使うことが正しいとされていますので「3回」がベストです。

ドアのノックの回数も大切ですが、もっと大切なことは、ノックをして直ぐにドアを開けないことです。「どうぞ」という面接をする側(面接試験管など)の返事(合図)の後に、ドアを開けてください。また、室内に設けられた椅子に着席するときにも「おかけください」などの面接をする側(面接試験管など)の合図(指示)の後に着席するようにします。面接される側(試験受験者など)と面接をする側(面接試験管など)の両者でひとつの空間を作ることを意識してください。

入室のイメージとしては、「ノック」「どうぞ」の後ドアを開けて「失礼します(一礼)」をして入室します。椅子の前(横)に一度立ち止まり、「おかけください」「失礼します(一礼)」の後で着席です。退室のイメージは、起立後に「ありがとうございました(一礼)」とお礼をして、ドアの前で「失礼します(一礼)」の後でドアを開けて退室です。入室・退室でのドアの開閉は、静かに手早く行いましょう。また、「ドアが閉まる」ではなく「ドアを閉める」を意識して、最後まで丁寧にドアを閉めてください。ひとつひとつの動きにメリハリをつけて、姿勢にも気をつけましょう。「メリハリのない動き」「姿勢の悪さ」は、面接をする側(面接試験管など)に自信のないマイナスな様子をイメージさせます。



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