不合格にならない面接の方法  〜大切な面接前に〜

面接中のマナー

面接のマナーについては、「面接開始前でのマナー」「入室のマナー」「面接中のマナー」「退室のマナー」などの時間的な場面での区切り考えることもできます。また、「時間について」「言葉遣いについて」「面接の応対について」などで区切り考えることもできます。

面接のマナーの「時間について」「言葉遣いについて」「面接の応対について」は、どの場面にも共通した面接マナーになります。「面接開始前でのマナー」「入室のマナー」「面接中のマナー」「退室のマナー」という4つの場面での大切なマナーを確認してみましょう。

面接中のマナーで気をつけることは「姿勢」「言葉遣い」「対応」です。

「入室のマナー」「退室のマナー」においても同様ですが、面接では常に正しい姿勢を保つことが大切です。また、「個人面接」「集団面接(グループ面接)」では、面接される側(試験受験者など)は着席した状態で行われることが一般的です。着席での正しい姿勢で注意すべきことは、「椅子にあまり深く腰掛けずに背もたれにもたれない」「手は膝の上に軽く置く」です。また、「不必要に髪を触わる」「不必要に大きなアクションを手で行う」などは良いマナーとは言えません。

次に言葉遣いですが、敬語を使うことは言うまでもありません。また、ハキハキと聞き取り安く話すこともマナーです。大きすぎず小さすぎず、あまり早口にならないように話すことが大切です。

そして、面接中のマナーの最後ですが、「対応」です。「対応」には、「姿勢」「言葉遣い」も含まれますが、マナーというは、面接される側(試験受験者など)と面接をする側(面接試験管など)の両者にとって共に心地よく空間を過ごすためにあるものですから、伝えるべきものを伝えて共感することが大切です。「人と話すときは相手の目を見て話しなさい」ということが良く言われます。確かにコミュニケーションにおいて、とても大切なことです。面接中のマナーとしても意識すべき大切なことです。しかし、面接中に何分もの間集中的に目を見られることは、場合によってはにらまれているようにも感じます。面接をする側(面接試験管など)が男性の場合にはネクタイの結び目を見ると良いといわれます。実践してみると、面接される側(試験受験者など)は少しおかしな顔にも見えます。これらの行動は正しい行動ではありますが、あまりにも形式だけに従うマナーでは面接にプラスにならないこともあります。人間には表情があります。言葉だけではなく、表情での会話もできます。目をじっと見て話していても苦痛を感じない場合もあります。大切なことは表情です。緊張の中に時々見せる「やさしい表情」「笑顔」「あいづち」「真剣なまなざし」なども、面接中のマナーです。コミュニケーション全般でのマナーとも言えるでしょう。

面接中のマナーとして、「聞き上手」でもあり「話上手」でもあることも大切な面接のマナーでしょう。



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