不合格にならない面接の方法  〜大切な面接前に〜

面接履歴書の書き方B

面接を行う前に、予め準備をしておくことが多い面接用履歴書ですが、書いてみると疑問に思うことや迷うことが多いです。場合によっては、いわゆる書類審査ということで履歴書の段階で不合格になり、面接へ進めない場合も考えられます。履歴書を準備する段階で、既に試験は始まっていると思っても良いかも知れません。

履歴書の書き方や提出の方法には、形式的に許されている(認められている)マナーが多くありますが、マナーに従っているからベストとは必ずしも考えられず、面接用履歴書を受け取る面接をする側(面接試験管など)の立場で最終判断をすることが最善の履歴書の準備と考えられます。

免許・資格は、どこまでどう書くべきか?

面接用履歴書には、「免許・資格」の欄があります。記入項目が少な過ぎると能力のない人物のようにも見えますが、面接をする側(面接試験管など)の関心を抱くような資格が書かれていることがベストでしょう。つまり、必ずしも難しい免許・資格でなければならないということはないのです。面接合格後に力を発揮できるような免許・資格はもちろんですが、「・・・検定」など趣味や関心の高い免許・資格を記入することで、面接をする大きな目的のひとつである面接される側(試験受験者など)へ自己アピールにもつながります。また、面接をする側(面接試験管など)とのコミュニケーションの材料になることもあります。

「免許・資格」の欄についても、面接用履歴書の「学歴・職歴」と同じように所持している免許・資格をすべて書き並べることが必要でもなければベストでもないと考えられています。面接される側(試験受験者など)・面接をする側(面接試験管など)に必要性があれば、記入するというイメージで良いようです。

面接用履歴書の「免許・資格」の欄に記入する際に気を付けたいのは、正式な名称で記入することです。「漢検」「英検」などと記入されることが大変多いようですが、「日本漢字能力検定」「実用英語技能検定」と記入する必要があります。

未取得ではあるが、免許・資格の取得を目指していて、面接合格後には取得できるかも知れない場合には、記入したら嘘になるのかという疑問があります。所持していると思われる表記は、嘘になりますが、「・・取得予定」「・・勉強中」という表記は問題ないと考えられています。

そして、最後に免許・資格が全くなく記入できない場合はどうしたら良いのでしょうか。空欄という場合が多くありますが、記入し忘れなのかという誤解にもつながりますので「特になし」と記入するのが良いでしょう。



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